鹿児島県徳之島町の町営住宅に軽自動車が突っ込み男児二人をはねた事件。徳之島町亀徳に住む小学2年生の加納碧士(かのうあおし)さんが亡くなりました。車を運転していた兼田秀夫さんも死亡が確認されています。
加納さんをひいた兼田秀夫さんの運転とは?画像や動画などの情報から調査します。
兼田秀夫さん事故の原因「意識なかったか」

(写真はイメージです)
82歳の兼田秀夫さんを乗せた車はスピードを出したまま小学生男児をはねたことになります。しかも兼田さんの車が向かった先はコンクリートの壁。自らの意思で運転していたとは到底思えません。意識がなくなってしまったのでしょうか。
軽乗用車は自転車置き場に衝突して停止したが、はねられた加納碧士さん(7)と運転手の男性が搬送先の病院で死亡した。もう1人の男児は足を打撲する軽傷。(毎日新聞より抜粋)
双方が亡くなるという事故に、言葉がありません。原因の究明もできないままで、被害者男児の保護者を思うと胸が張り裂けそうです。夏休みで楽しく遊んでいた中での急な事故。道路ではない、住宅の敷地内に突如現れた暴走する鉄の塊。
また老害が子供を殺した
これだけ不幸な事故が続いても「年齢による強制免許返納」を義務化しない日本
鹿児島の住宅地に車が突っ込む 敷地内にいた7歳と運転の70代男性が心肺停止 #ldnews https://t.co/fWtEsXwwKo
— どうしようもない人 (@kinoko1091) July 27, 2022
また老害が子供を殺した
これだけ不幸な事故が続いても「年齢による強制免許返納」を義務化しない日本
鹿児島の住宅地に車が突っ込む 敷地内にいた7歳と運転の70代男性が心肺停止
軽自動車を運転していた兼田秀夫さんが82歳で、自身も死亡するほどのコントロール不能っぷりから、何らかの不注意であることは間違いないでしょう。被害者の男児に非は一切なく、運転していた兼田さんの不注意による事故と考えられます。事故の原因として考えられるのは以下です。
- 居眠り
- アクセルとブレーキの踏み間違え
- スピードの出しすぎ
- 突然の発作
あたりでしょうか。事故原因については特定されるのを待つばかりですが、事故を起こした兼田秀夫さんが亡くなっているため、確実な証拠が出せるのか不明です。
こんな道で事故なんてひどい…「危険すぎる老害」
公開されている事故現場の地図を、Googleマップに当てはめて確認したものがこちらです。このエメラルドグリーンの屋根の建物が事故のあった町営住宅です。
地図から、こちらの町営住宅は徳之島町「小郷住宅」だということが分かりました。動画の報道では、事故のあった小郷住宅付近の道は遮るもののない見通しの良い道路であることが分かります。
住宅横の大きな道路がクローズアップされているところを見ると、この道路のカーブを曲がり切れず突っ込んだようです。
軽自動車を運転していた兼田秀夫さんの視点だとこのようになります。事故現場の写真に写っていた自転車置き場も見えますね。
これで突っ込むとなると、やはり意識がなかったと考えるのが妥当でしょうか。県道で下り坂なので、小学生たちに突っ込んでいった時には逃げる間もないほどのスピードだったと思われます。
現場付近には「スピード落とせ」の文字。近くに住宅のある県道ですからスピードは落としましょう、ということだったのでしょう。兼田秀夫さんも島民であればこの道は初めてではないはず。このメッセージに気づいていたのでしょうか。
なくならない高齢ドライバーの事故に心を痛めている人が多いですね。
老害が子ども殺す事故多すぎ🤯もうお先短いんだから未来ある子どもの命奪うな
— sho ❤︎ (@yuuki27272) July 27, 2022
老害が子ども殺す事故多すぎ🤯もうお先短いんだから未来ある子どもの命奪うな
少年の未来も道連れにした兼田秀夫さん
一向になくならない、高齢ドライバーの加害事故。敷地内で遊んでいただけの小学生に非がないのはもちろんです。
ただ、田舎出身の管理人としては高齢者が車に乗らないと生活できない環境であることも一つの大きな要因だと感じます。特に離島ともなると子供や若者はどんどん外へ出ていき運転してくれる者も、バスすらない地域もある…。田舎の闇です。
(写真はイメージです)
田舎暮らしは、いい点ばかりがクローズアップされていたりしますが、闇の部分については広く知られることはありません。お年寄りが安心して免許返納できる環境を整備するということも課題の一つでしょう。
もちろん環境の問題もありますが、やはり自分を過信しているプライドの高いお年寄りがまだまだ多いという証明でもありますね。
高齢ドライバーの無謀運転で、尊い命が奪われる…。免許返納という制度があるにも関わらずこのような事件がなくならないのは本当に残念で仕方ありません。未来ある小学2年生の加納碧士さんを道連れにした今回の事故。
本当に無念でなりません。心からご冥福をお祈りします。
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